ブログ

登山レポート:初夏ゴールデンウィークの恵那山(えなさん)

1.日程・場所

日程:2016年5月5日~ 2泊3日

天候:晴れ、曇りのち雨

場所:恵那山(岐阜県)

11_未_恵那山三角点山頂

恵那山(えなさん)とは

長野県阿智村と、岐阜県中津川市にまたがる、木曽山脈(中央アルプス)の最南端の山です。
標高は2,191 m。「日本百名山」や、「花の百名山」に選定されています。

 

2.スケジュール・コースタイム

 ◆5/5(1日目)

7:00大阪発→中津川→11:40萬岳荘着(車)

5_5ルート図

12:35萬岳荘発→12:47神坂道分岐→12:52神坂小屋→13:05富士見台→13:37横川の銘水→13:58湯舟沢山→14:26横川山(昼食)15:00横川山発→15:50富士見台→16:01神坂山→16:30萬岳荘着

 

 ◆5/6(2日目)

5_6ルート図

5:40萬岳荘発(車)→5:47追分登山口→6:20鳥越峠→7:10大判山→8:30テングナギ
→10:10宮前道分岐→10:38恵那山頂避難小屋(昼食)11:10発→11:25三角点(ピストン)
11:53避難小屋発→12:15宮前道分岐→13:11テングナギ→14:17大判山→15:08鳥越峠
→15:40追分登山口着(車)→16:00萬岳荘着

 

 ◆5/7(3日目)

7:40萬岳荘発(車)→9:30土岐よりみち温泉12:00発→15:00大阪着

 

3.感想コメント

2016年最初の大型登山を、GW(ゴールデンウィーク)を利用して2泊3日で計画しました。

積雪のないアルプスの山ということで、岐阜と長野の県境にある恵那山を選びました。標高2191mで、最寄りの登山口からの標高差が600m程度です。ゆっくり楽しめる登山だと思っていましたが、実際に登ってみるとかなりアップダウンがあり、結構手ごたえのある縦走的な登山になりました。

下半身には当店人気NO.1スポーツタイツ、RuntageアスリートランナーPROV2を着用しての登山です!

初日の富士見台ワンデリングでは、久しぶりの登山だったので約3時間の歩行で太ももがつりそうになりましたがなんとか持ちこたえました。

2日目もその不安を抱えての恵那山本峰に挑むことに・・更に雨が降るという悪天候に見舞われ、前日の疲労もありから太もものけいれんが心配ではありましたが、無事成功しました。

素晴らしい天候あり、アップダウンあり、小屋泊まり、悪天候という忙しくも充実した時間を過ごすことができました。

 

 

4.登山レポート

1日目:5月5日(晴れ)

JR大阪駅北口からスタートです!他のスタッフと待ち合わせし、そこからは車で移動です。

◆JR大阪駅北口から恵那山までのアクセス◆

阪神高速から第二京阪→京滋バイパス→名神→中央道と走らせて、約3時間で中津川ICに到着します。

国道沿いのコンビニで、食料の買い足しと昼食を調達しましょう。

※ここから、テント宿泊地である萬岳荘までの道路上は、温泉施設はあるが食品が買えるお店はないので要注意です!

さらに国道からジグザグの舗装された道を30分ほど進むと、神坂(みさか)峠に到着します。

※交通ルートは他にもあります。参考程度にご覧ください。

峠の駐車場は10台ほどのスペースがありますが、すでに満車でした。峠を過ぎて、萬岳荘に向かいます。

0505_001_萬岳荘

事務所でテントの申し込みをしていると、山小屋の部屋が空いていると朗報がありました。翌日5月6日の午後から雨の予報を確認していたので、テント泊から小屋泊まりに変更しました。

 

699aab2bcb398db281d01d2c4cd944cf
萬岳荘は素泊まりの小屋で、1階は駐車場、2階が事務所と炊事場・食事場、3階が宿泊室となっています。

 

0505_002_小屋内部

宿泊室は4室あり、1室11名定員で寝具もついているので登山の宿泊としては快適な環境です。居室に荷物を片付けて、まずは足慣らしに富士見台へのワンデリングに行きました。サブザックに昼食を入れて出発です!

 

0505_003_神坂道分岐への途中

周りは一面が笹の高原で、この緑と快晴の青空のコントラストが素晴らしいです!少し歩くと恵那山神坂道と富士見台道の分岐に出ます。たくさんの登山者でにぎわっていました。ここからは尾根上で西風が強くなります。

 

0505_004_神坂避難小屋

さらに稜線をしばらく行くと、小さな山小屋が2つ現れます。神坂避難小屋です。そこからほどなくして、富士見台の頂上に到着します。

 

3_富士見台からの恵那山

富士見台は標高こそ1739mですが、周囲に樹木など遮るものがないので、360度の大パノラマが堪能できます。北西には御岳・乗鞍と穂高など北アルプスの山々、北は空木岳から木曽駒ヶ岳の中央アルプスが荒々しくそびえ、北東には八ヶ岳から甲斐駒・仙丈・北岳の南アルプス連峰が続きます。振り返ると南には明日登頂する恵那山が、周りの尾根を従えて大きな塊として横たわっています。
天気も良く、まだ30分ほどしか歩いていないので、もう少し足を延ばして横川山まで行くことにしました。
富士見台からササの高原を下り、池塘が点在する平原を行くと、横川の銘水の看板が現れます。沢と登山道が交わるところに清流が流れ、そこから20分ほど水平に歩いて、穏やかなピークの湯舟沢山に到着しました。

 

4_横川山付近からの南アルプス

風が強いのでそのまま歩き続けると、行く手には横川山の三峰が見えました。いったん下って登り返し、萬岳荘を出てから約2時間でようやく横川山に到着しました。横川山の稜線は風が強いので、少し下ったところで昼食にしました。相変わらずの強風ですが、左には南アルプスの甲斐駒ケ岳から聖岳への峰々が、右には御岳・乗鞍が白い雪をまとっています。絶景に囲まれた、何とも贅沢な高原ワンデリングです!この景色を見ていると時間が経つのも早く、45分ほどで再び富士見台に戻りました。

 

ここで私の太ももが、登りで踏み込んだときに少しけいれんをし始めてきました!「あ!ヤバイ!」と思いつつも、ごまかしながら歩き続けました。「あとは20分ほどのくだりで萬岳荘に着くから何とかなるか!」と思っていると、別のスタッフが「神坂山に寄っていこう!」という笑顔でお誘いが・・。「えっ!?」と思いましたが、そんな私のことに全く気づかずすでに神坂山への山道に向かっています。「アスリートランナープロがいるから大丈夫!」と自分に言い聞かせながら神坂山を登りました。

日も傾いてきて自分の影が長くなってきたことを感じていたころ、頂上に到着しました。そこから、萬岳荘の裏手に出る山道を下り、16時半に小屋に無事帰還しました。

太ももはアスリートランナープロのおかげで、何とか持ちこたえることができました!
小屋の管理人さんから、恵那山方面は、宮前道分岐手前の急登で一部残雪があるとのこということをお伺いできたので、念のため軽アイゼンを携行することにしました。特に恵那山は、楽ではないアップダウンのある山なので、余計なルートは取らずに恵那山登頂に専念するのが大切なポイントだとアドバイスを頂きました。

18時ごろより各自ディナーの準備を始めました。私のメニューはカルボナーラパスタと鶏肉のソテーゆず胡椒風味でした。標高のせいで沸点が低いため、パスタが変なアルデンテになってしまいましたが、登山の後のご飯はおいしいものです。

 

 

2日目:5月6日(曇りのち雨)

4時に起床しました!アウトドアの日はスムーズな早起きができるのが不思議です。さて、空を見ると、雲に覆われていました。予報では低気圧の接近で夕方から雨でしたが、山だと昼くらいから降雨開始だな、と予想し、身支度を整えて恵那山ピストンに出発しました。

車で道路を追分登山口まで下ります。登山口には2・3台の駐車スペースしかないのですが、早朝なので空いていました。昨夜小屋で一緒だったご夫婦の車がすでに止まっていて、先発されている模様でした。もっと早い方もいらっしゃるようです。

 

さて、我々も靴紐を結び登山開始です!!いきなりルンゼ沿いの急登が現れました。この登山口から主稜線の鳥越峠までは、標高差が200mほどあります。朝イチの行動にしてはきついです!しかし、1歩1歩進み、直登からつづら折れに変わってくると、だんだん上方が明るくなってきました。40分程度のアルバイトで鳥越峠に到着しました。標高1580mで、昨日登った富士見台から恵那山への縦走路である神坂ルートに乗ったところまで来ました。
少し休憩してから尾根沿いの巻き道をいくと、前方に大きな山塊が見えました。恵那山です!

8_大判山の登りからの白山

その手前に丸みを帯びた山頂の大判山が見えます。大判山の登りからは、北西に御岳・乗鞍、東に南アルプスが望めます。さらに西には、加賀の白山が朝日に照らされて一段と輝いて見えています。その山々に励まされて、大判山到着です。

 

そこから一気に下り、また登りかえすと、テングナギの東斜面を巻く道になります。

0506_005_テングナギの頭

テングナギは、稜線の西側が崩壊して切れ落ちており、東側が巻き道となっています。細い尾根を巻くので、足場の悪い急斜面の登降を繰り返すいやらしいルートです。歩き始めて2時間になり、そろそろ昨日の太もものけいれんが心配になってきましたが、何とかやり過ごしてテングナギの頭で休憩をとりました。

標高1850mで、西側が切れ落ちていて見晴らしが良いです。2つ小ピークを越えた後、分岐までの標高差200mの最後の急登に取り掛かりました。ところどころに雪が残っていましたが、アイゼンの必要はありませんでした。一歩一歩踏みしめ、集中していると、ふと太ももの痛みが薄れていました。昨日より急な登りにもかかわらず、けいれんする気配がありませんでした。

 

13_Runtage_Vライン

昨日の疲労が回復された様子・・アスリートランナープロの効果かもしれません!

この急登で感じたのは、ステップを大きくとって高い段差を登るときに、アスリートランナープロの伸縮力がサポートしてくれている感覚です。ただの締め付けによるサポートだけでなく、テーピングの効果がプラスされて、地面を蹴った後の足の戻りが楽になっている気がするのです。
1時間ほど急登と格闘し、標高2170mの宮前道との分岐の到着しました。ここからはほぼ水平の道となります。途中シラビソやカラマツの立ち枯れが見られて、頂上稜線らしからぬ幻想的な風景を作っていました。分岐から40分で恵那山避難小屋に到着しました。ここには三角点はありませんが、小屋裏の高台が最高点になるのでここを山頂として昼食休憩をとりました。見晴らしは、針葉樹林に囲まれて良くなかったです。広場にシート広げて各自昼食をとろうとしたその時・・雨が!!急いで神社と看板がある三角点頂上へピストンし、すぐに下山を開始しました。

 

12_雨の中のウバナギ横登り

時折、雨がたたきつける嵐に見舞われながらも、宮前道分岐を通過し急坂をゆっくりと慎重に下っていきました。特にテングナギ付近の下りは、雨天時はぬかるんで滑りやすいので注意が必要です。このような下りは登山で一番精神的ストレスがたまる時です。さらに帰路と言っても下りばかりではなく、いくつかの小ピークを超えていかなければならないので、体力的にもこたえます。皆が無口で黙々と歩く時間です。
14時17分に大判山着し、小休止もほどほどに、鳥越峠を目指すことにしました。

0506_003_ウバナギ

ウバナギの登り下りを過ぎると、巻き道の水平道になりしばらくして鳥越峠に到着です。ここまで戻ってくれば一安心。

 

しかし、相変わらずひどい雨なので、そのまま登山口への下降を開始しました。朝苦労した急坂を一気に下り、15時40分に登山口に戻りました。
萬岳荘に戻ると、ご主人がストーブをつけて迎えてくれました。雨に濡れた身にはとてもありがたいサービスです。無事頂上まで行けたことを伝えると、「お疲れさま」と握手をしていただき、お湯が出るシャワーも使わせていただいたので、雨中歩行で冷えた体がよみがえりました。

夜は濡れた衣服を乾かしながら、ストーブで日本酒を温めて飲み、皆で一日の労をねぎらいました。達成感がこみ上げてきます。

 

3日目:5月7日(雨のち曇り)

 

鶯(うぐいす)の鳴き声で5時に起床しました。アウトドアならではの目覚ましです。

周りの山はガスで小雨が降っていましたが、せっかくの機会だからと思い、神坂道の分岐まで往復40分ほど朝の散歩をしました。

今日は車で帰るだけなので、ゆっくり朝食をとり、「土岐よりみち温泉」で汗を流し、昼食をとってからまた大阪へ車を走らせました。15時に大阪駅でスタッフと解散しました。

 

 

5.登山とアスリートランナーPRO

日ごろは一日8000歩以上歩くようにしていますが、3時間の行動で太ももが痙攣したのは、まだまだトレーニング不足だ!と思い、少し低山も登るように計画することにしました。

今回アスリートランナーPROを装着してよかったのは、2日目の恵那山アタックが悪天候にもかかわらず、無事成功させることができた事です。1日目で少し足に痛みを感じると2日目はかなり厳しい状況なことがほとんどですが、今回は疲労回復が早かったように感じました。
さらに自宅に帰って翌日、朝起きたら足の筋肉痛が無くなっていました。アスリートランナーPROを着用していない場合の登山は、下山後2~3日は筋肉痛に悩まされて、歩行もままならないことが多いのですが、今回は2泊3日の登山疲労が2日目で完全回復していました。

 


関連記事

ページ上部へ戻る