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登山レポート:初心者さん向け!『家族や友達同士で楽しむ室堂ハイク』

1.日程・場所

日程:2016年9月9日 金曜日
天候:曇り時々晴れ
場所:室堂平(富山県)


室堂とは標高約2,450 m、飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰にある室堂平のことを指し、立山や剱岳の登山の拠点となっています。 ミクリガ池などの火口湖や、地獄谷と呼ばれる火山ガスや硫黄などが噴出する場所があり、その周辺には遊歩道が整備され観光スポットとなっています。

2.アクセス・コース

アクセス:
JR富山駅→(徒歩約9分)→電鉄富山駅より富山地方鉄道乗車→(約1時間)→
立山駅下車、立山ケーブルカー乗車→(約7分)→美女平下車、立山高原バス乗車
→(約50分)→室堂着

基本モデルコース:
室堂ターミナル〜ミクリガ池温泉〜雷鳥荘〜雷鳥沢キャンプ場
(往復約2時間 ※休憩等含まず)

 

3.感想コメント

立山三泊縦走登山の最終日に室堂をぐるっと周ってきました!山の上の方は曇ったり晴れたり、かと思えば一気に濃霧になったり、めまぐるしく変わる天気に悩まされましたが、室堂まで下りると天気の変化は穏やかになり安心しました。高山植物がたくさん自生しており、緑豊かな室堂でのハイキングはとても気持ち良かったです。今回は人気のハイキングモデルコースになぞらえて室堂をご紹介したいと思います!

4.ハイキングレポート!

写真1

室堂へは直行バスが出ている時期もありますが、基本は立山黒部アルペンルートという交通路を利用して行きます。立山駅から美女平まではこのケーブルカーで、標高差約500mを7分で一気に登ります。

 

写真2
美女平からは立山高原バスに乗り換えです。50分の走行時間で約1500mの高度をかせぎます。窓の外の景色がどんどん高山地帯の様子に変わって行く様は見ていてとてもわくわくします!途中、バスが落差日本一を誇る称名滝の近くを通るのですが、天気の良い時はその滝が見えるところで一時停止してくれます。

 

写真3

室堂ターミナルに到着してすぐ、名水百選にも選ばれている『玉殿の湧水』があります。これは立山連峰の主峰、雄山から湧いている地下水で、とても冷たくて軟らかなお水です。立山登山ではこの水のありがたさが身に沁みます。

なだらかで広く整備された石畳の道を行きます。

 

写真4

玉殿の湧水から10分もしないところに、ミクリガ池があります。透明度の高いミクリガ池の湖面には立山連峰が映り込み、その美しさはいつまでも見ていたい気持ちになります。

 

写真5
池沿いに散策すると、高山植物がそこかしこに自生しています。ここ室堂ではチングルマを代表として、数多くの高山植物を楽しむことができます。開花時期を狙うのであれば、7月8月が狙い目です!
(※掲載写真はウメバチ草の花です。)

ほどなくして日本一高い場所にある天然温泉、みくりが池温泉が見えてきます。

写真6

宿泊施設ですが、日帰り湯や喫茶利用もできます。みくりが池温泉を過ぎて少し坂を上れば、エンマ台展望台に到着です。ここからは地獄谷の様子が望めます。地獄谷は熱活動が活発に続いている火口群で、日本最高所の温泉である地獄谷温泉の源泉が湧出しています。火山ガスがもくもくと立ち上る様子はなかなかの迫力があります。

 

写真7

写真8

エンマ台を過ぎれば、歩道を挟んで一方にはリンドウ池、もう一方には血の池を眺めることができます。両者ともミクリガ池と同じ火口湖ですが、リンドウ池は地獄谷温泉の硫黄分を多く含み青緑色をしているのに対し、血の池は酸化鉄を多く含み赤褐色をしています。その対比が面白いなと思い、個人的に気に入ったスポットです。

 

写真9

緩やかな階段を上ると雷鳥荘に到着です。ここでも日帰り湯や喫茶利用が可能です。お湯はもちろん天然温泉、みくりが池温泉と同じ地獄谷温泉を源泉としています。雷鳥荘を過ぎると、そこから先は少し急な階段になっています。ここの上り下りが今日一番の頑張りどころです!階段を通過すれば折り返し地点、雷鳥沢キャンプ場へ到着です。
写真10
時間と体力に余裕がある方であれば、雷鳥沢キャンプ場から更に足を伸ばして20〜30分(往復で40分~1時間)くらい先に進んでみるのも良いです。称名川の上流に位置する浄土沢に架かる橋を渡って行けば、緩やかな木道が続いています。運が良ければ、天然記念物の雷鳥に出会えるかもしれません!
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5.ここがおススメです!

お勧めその1:景観

立山連峰を常に眺めながらのハイキングは本当に最高です。立山は古くから山岳信仰の山として日本三霊山のひとつとされ、地獄と浄土が存在すると信仰されてきました。室堂にはその信仰が由来となる地名が多数あります。もちろん行って、見て、純粋にそのままを楽しんでも十分に異世界感を感じることができますが、せっかくの日本三霊山、宗教的背景を感じながらハイキングするのもまたオツなものです。

 

お勧めその2:温泉

日本一高い場所にあるとされるみくりが池温泉を始めとし、室堂には温泉施設が数軒あります。白濁した単純硫黄泉の温泉が楽しめ、歩き疲れた身体を癒してくれます。私は山へ行った時は、下山後の温泉(とお風呂上がりのビール!)をいつも格別の楽しみにしています!
写真12

 

6.室堂ハイクで気を付けたいところ

地獄谷周辺では、歩道上でもその日の風向きや噴出量によっては、火山ガスが濃い場合があります。水で濡らしたタオルを口に当てるなどの対策を行い、注意をして通行して下さい。また高山植物や湿原保護のため、歩道以外の場所には立ち入らないようにしましょう。

7.装備はこれが必要!

歩道は綺麗に整備されていますが、石畳の道や階段が続きますので、軽登山靴かスニーカーは必須です。それから、バスで行けるとは言っても、標高約2,450 mの高山地帯であることには変わりはありません。急な天気や気温の変化に備えて、防寒具と雨具は必ず用意して行きましょう。

あとはやっぱり・・・RuntageアスリートランナーPROV2ですね!体力に自信のない初心者さんの脚を優しくサポートしてくれるかと思います。しかも通気性に優れていて汗をかいてもすぐに乾くので、汗ムレしにくく、帰りのバスでのニオイが気になりません!
(※三泊の縦走登山でずっと同じランナーPROを履いていた私の個人的な感想です。)

 

ぜひ行ってみて下さい!

写真13

今回ご紹介したコースは室堂周遊の基本中の基本となる場所です。体力によってはこれより先に少し足を伸ばしてみたり、もしくはゆっくり温泉を満喫したりなどの計画をプラスしても、日帰りで十分に楽しめます!このモデルコースを利用して、ご家族やお友達同士でプランを練ってはいかがでしょうか。

立山連峰を望む室堂は本当に美しいところです。低山の様子しかまだ知らない方や、これから山登りをしたいと思っている方にこそ、是非行ってご自身の目でその素晴らしさを感じて頂きたいです!


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