花粉症の時期でもスポーツを楽しみたい!5つのポイントを抑えて無理なく運動を続けよう

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花粉症の時期でもスポーツを楽しみたい!5つのポイントを抑えて無理なく運動を続けよう

 暖かく外に出るのが丁度いい気温の時期に始まる花粉の飛来。花粉症は今や日本人の約半数が発症していると言われています。花粉の時期にスポーツを行う時の5つのポイントをご紹介いたします。

 

 

どうして花粉症になってしまうの?

花粉症はスギ・ヒノキ・ブタクサなどの植物の花粉によってくしゃみ・鼻水・目のかゆみ・充血・肌荒れなどの症状が起きるアレルギーの一種です。 日本では主にスギ花粉が原因で花粉症になっている方が多く、スギは2月から4月頃まで花粉を飛散させます。その他のヒノキは3月から5月、ブタクサは8月から10月と常に様々な種類の花粉が飛散しています。

アレルギーは免疫の過剰反応によって本来人体に無害な物質に対しても異物と判断して攻撃を行ってしまう症状です。 市販薬などで一時的に症状を抑えることもできますがアレルゲンである花粉が飛んでいる限り繰り返し症状が出てしまうので悪化する前に早めの対応が必要です。

 

自分の花粉症の原因を知ることが大切

特定の時期にくしゃみや鼻水が止まらなくなる・目のかゆみや充血が酷くなる、などの症状が出たら病院でのアレルギー検査をおすすめします。人によって花粉症の原因となる花粉の種類が異なるのでどの花粉が原因か特定することで次回の花粉の時期に対策しやすくなります。

アレルギー検査は内科・耳鼻咽頭科・眼科・皮膚科などの病院で受けることができます。特にくしゃみと鼻水が酷い場合は耳鼻咽頭科、目の痒みや充血が酷い時には眼科など症状が強く出ている部位の専門科で検査を受けるのがおすすめです。
同じ種類の花粉が原因でも人によって症状の重さや特に強く症状が出る箇所は異なります。どの種類の花粉に対して反応しているのかなど自分の身体を知ることで花粉症とどう付き合っていくかを考えていきましょう。

 

 

日頃の運動習慣で免疫力を上げる

身体を守る免疫力は37度前後で活性化します。運動を行うことによって筋肉量が増えると基礎代謝も多くなり体温が上がるので免疫力のアップに繋がります。

さらに適度な運動は精神を安定させる脳内ホルモン”セロトニン”の分泌を促しストレスの軽減と程よい身体の疲れが寝付きを良くします。 十分な睡眠と基礎代謝の向上で免疫力をアップすることで病気の予防はもちろん、花粉症の症状の悪化を防ぐことができます。
心身の不調は花粉症の悪化だけでなく様々な病気の原因にもなります。バランスの良い食事・十分な睡眠・適度な運動で健康な身体作りを心掛けましょう。

 

 

 

花粉シーズンの運動で抑えたい5つのポイント

花粉症は花粉が体内に侵入したり肌に付いたりすると症状が出てしまいます。
花粉の飛散時期に運動する際はアレルゲンである花粉になるべく触れない・吸わない、身体に付いてもすぐに落とせる5つの対策を見ていきましょう。

 

1.ウェアは花粉が付きにくい素材に

花粉が付いても落ちやすい花粉対策加工済みのものやツルツルした素材のウェアやキャップを着用しましょう。
運動後に帰宅する際に玄関を開ける前に身体に付いた花粉を払って落とし家の中に持ち込まないように気をつけ、部屋に入ったら出来るだけ早くシャワーや着替えを行い髪の毛や肌に付いた花粉を洗い落としましょう。

 

 

2.マスク・フェイスカバーやメガネを付ける

花粉対応のスポーツサングラスやメガネそしてマスクを着用しましょう。花粉対応のスポーツサングラスは目元とサングラスの隙間を埋めてくれるので目の粘膜に花粉が付くことを防いでくれます。
マスクは通常の不織布マスクでは呼吸がしづらくなるので、スポーツ用マスクの着用がおすすめです。
マスクやメガネも帰宅後にすぐに洗う・使い捨てマスクの場合は捨てて花粉が室内に舞わないように気をつけましょう。

 

 

3.早朝か夜間に運動する

花粉は日中と人が多く動く日没前後から夜に飛散するため、ランニングや外で運動する際は花粉が飛び始める前の早朝や夜間など人の往来が少ない時間帯がおすすめです。
空気中の花粉は植物から直接飛んでいるものと一度アスファルトやコンクリートなどに落ちたものが人や車の往来や風で再び舞い上がったものの2種類があるため、人通りの少ない時間帯を選びましょう。
建物が多い場所で走る時は風が吹いていると時間帯に関わらず花粉が舞い上がっている可能性もあるので注意が必要です。

 

 

4.川沿い海沿いなど花粉を飛ばす植物が生えていない場所を選ぶ

外でランニングやウォーキングを行う場合は花粉を飛ばす植物が無く、出来るだけ建物などで花粉が滞留しづらいコースを走りましょう。

川沿いや海沿いは主なアレルゲンであるスギやヒノキが植えてあることが少なく、建物が密集していないのでおすすめです。
夜間に走る場合は街灯などが少ない場所が多いので蛍光ウェアや反射板・ライトなどを身につけて走りましょう。

 

 

5.花粉のピーク時期は出来るだけ室内で運動する

花粉飛散がピーク時期のトレーニングはジムや自宅などなるべく室内で行う方が安心です。花粉症の症状が軽い・または出ていない方も外での運動で大量に花粉を吸い込んでしまうと酷い症状が出ることもあります。
特に天気がよく風が吹いているときや天気予報などで花粉の大量飛散の予報が出ているときは出来るだけ室内で運動しましょう。

 

 

症状が出ているときは安静に

花粉症の症状が出ている時に無理に運動をすると症状が悪化してしまいます。できればシャワーなどで身体に付いた花粉を落とし薬を飲むなどして、症状が落ち着くまでは安静にしておきましょう。
症状が落ち着いたら花粉の飛散予報を確認し、無理の無い範囲で少しずつ運動を再開しましょう。

 

 

花粉シーズンでも工夫してスポーツを楽しもう

スポーツをしたくても辛い花粉症の症状が出てしまうと困りますよね。
花粉症の症状は出始めに薬などで対応するとその年の症状を軽くすることもできるのでまずは病院で検査や治療を行うことが大切です。
スポーツ用のマスクやメガネ・花粉対応のウェアなどの衣服や運動を行う時間帯や場所を工夫して、花粉シーズンでもスポーツを楽しんで行きましょう!

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