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登山レポート:中級者にお勧め『立山三山・雪渓コース』【前編】

1.日程・場所

日程:2016年9月6日火曜日(※縦走1日目)
天候:晴れ時々曇り
場所:立山連峰(富山県)

立山(たてやま)は、飛騨山脈(北アルプス)北部、立山連峰の主峰で、雄山(3,003 m)、大汝山(3,015 m)、富士ノ折立(2,999 m)の3つの峰の総称です。日本三霊山のひとつとされ、山岳信仰の山として知られています。
浄土山・雄山・別山を「立山三山」と呼び、立山信仰では浄土山は過去、雄山は現在、別山は未来の山とされています。

 

2.アクセス・コースタイム

■アクセス■
JR富山駅→(徒歩約9分)→電鉄富山駅より富山地方鉄道乗車→(約1時間)→
立山駅下車、立山ケーブルカー乗車→(約7分)→美女平下車、立山高原バス乗車
→(約50分)→室堂着

 

■コースタイム■
10:30室堂〜11:50浄土山〜14:00雄山〜(雄山神社参拝など約1時間)〜15:15大汝山
〜富士ノ折立〜16:00真砂岳〜16:15内蔵助山荘(泊)

 

3.感想コメント

初秋の立山三山・剱岳を3泊4日縦走してきました。今回はその山行のうち、中級登山者へオススメの1日目と2日目のレポートです。まず、中級者にお勧め『立山三山・雪渓コース』では1日目のコースをご紹介致します。
この日は移動日でもあったため、遅めのスタートで比較的ゆっくりと山行を楽しみました。室堂一帯を囲む稜線付近に縦走路があるため、眼下に広がる素晴らしい景色を眺めながら、とても気持ちの良い山行となりました。立山は非常に天候が変わり易いと聞いており、更に台風の影響で低気圧が近づいていたので天気が不安でしたが、なんとか晴れ間があり良かったです。

脚にはもちろんRuntageアスリートランナーPROV2を装備して行きました。このコースは稜線歩きの道もありますが、岩石の道が要所要所に目立ちます。登山靴は足首をしっかりホールドできるものを選びましょう。そして大切なのは、膝とモモをしっかりサポートするものが良いパートナーになります。アスリートランナーPROV2の個人的に嬉しいところは、締め付けや突っ張りなどの違和感がないことです!にも関わらず、いつも縦走の際に悩まされている翌日の膝やモモの痛みが全くなかったことにはびっくりしました。

 

4.登山レポート

バスで室堂に到着し、まずは立山ホテルに立ち寄り、入山届提出・トイレを済ませ、山岳情報を仕入れます。

最初は綺麗に整備された室堂平を散策するように足慣らしです。
写真1

周辺には高山植物がそこかしこに花をつけています。室堂を代表するチングルマや、タテヤマリンドウ、イワギキョウなど、高地でしか見られない植物がたくさん生えています。そこから浄土山登山道に入れば、一気に山道、徐々に岩のごつごつした道になります。

 

写真2

さっそくガスが立ち込めてきました。

 

写真3

稜線に出てきました。

写真4

浄土山山頂に到着し、小休憩をしました。立山駅で購入した富山名物「鱒の寿し」を頬張ることに。
その後、稜線沿いの緩やかな道を行けば、眼下には室堂一帯が広がります。空はまだ曇っていますが、ミクリガ池に青空が映っており、とても綺麗でした。

 

写真5

一の越山荘を越えると岩石だらけのガレ場となります。1時間程登って、雄山頂上です。さっきまでの霧が嘘のように晴れて来ました!幸運に恵まれている気持ちになり、テンションが上がります!頂上の神社に参拝し、行動食で小休憩し出発、その後20分足らずで大汝山です。
山頂がコースからちょっとだけ登った所にあるため、分岐にデポ(荷物を特定の場所に置くこと)して、身軽な状態で登頂することにします。

写真6

こうやって荷物を降ろして登ると毎回羽が生えたような気持ちになります。やっぱり荷物の軽量化は(女性は特に)大事です。

 

写真7

それからしばらくは岩の道が続きますが、富士ノ折立を過ぎて真砂岳までは、殆どが高低差の少ない稜線沿いです。私の大好きな稜線歩きです!
山崎カールに若干残雪がありました。
写真8

そして1日目の最後の登頂点、真砂岳に到着です。霧も晴れたままで、視界良好、雲の動きがはっきり見えて面白いです。

30分ほど下って内蔵助山荘へ、この場所で今日は一泊です。お疲れ様でした!

 

5.ここがおススメです!

お勧めその1:雄山頂上!

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まずはやっぱり雄山頂上です!
頂上には雄山神社があり、参拝料500円を払い登頂すると、神主さんがご祈祷して下さいます。登頂の達成感と特別感も加味して、とても清々しい気持ちになります。日本三霊山の格式が感じられる、立山登山の魅力のひとつです。ちなみに、雄山神社の御前には願いの書かれたたくさんの石が置いてあります。これは登山者が祈願するため下から持ってきたものなんだそうです。雄山に登られる方は持参すると良いと思います。

 

お勧めその2:雷鳥!

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国の特別天然記念物に指定されているライチョウ(雷鳥)です。
立山に多く生息しており、昔から「神の使い」と言われています。多いと言っても珍しい鳥には変わりはないので、今回見られるか心配でしたが、浄土山山頂を出発したあたりで無事見つける事ができました!天気が悪くなるとよく出てくるんだそうです。歩く姿がとても愛らしく、癒されました。

 

6.このコースで気を付けたいところ

その1:まず気をつけること

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高山縦走にあたり、まずは山岳情報を仕入れることです。
昨日今日の山の様子は現地に行ってみないとわからないことも多いため、登山口付近の施設にある山岳情報掲示板を見たり、山岳警備隊の方に聞いたりして詳しい山の状況を調べます。

 

その2:特に気を付けたい場所

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コース全体に言える事ですが、特に雄山頂上前のガレ場は注意が必要です。浮石が多く、踏む岩を誤ると脚を痛めますし、更には落石を起こす危険性もあります。周囲に十分に気をつけましょう。万が一落石させてしまった場合は、後ろの登山者が怪我をしないように、すぐに「ラクセキ!」「ラーク!」と大声で叫びましょう。

ぜひ行ってみて下さい!

3,000m級の山々を巡る登山ですので、ある程度の経験が必要になりますが、2,000m以上の山を登ったことのある方なら比較的挑戦しやすいコースかと思います。高山植物咲き乱れる室堂から始まり、森林限界を越えた山肌の緑の鮮やかさといい、連峰の神々しさといい、本当に素晴らしい世界が広がっています。ここが神様の領域だと自然と感じてしまうくらいです。
ぜひ登山中級者の皆様にも体感して頂きたいと思います!
写真13

後編レポートも公開しております。合わせてご覧下さい。
『登山レポート:中級者さん向け立山三山・雪渓コース【後編】


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